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コラムcolumn

食事の際のインビザライン、はずす?つけたまま?疑問を徹底解説!

ほぼ一日マウスピースを装着し治療するインビザライン

皆さんは、歯並びをきれいにしたい!といった願望はありますか?
歯並びをきれいにする為には矯正治療が必須になりますが、最近の歯科矯正は「マウスピース矯正」が主流で、人気になっていますよね!

・矯正している事がばれにくい
・利便性がよい

といった理由で多くの歯科医院でも取り入れられていて、その中でも「インビザライン」はマウスピース矯正の中でも世界中で圧倒的なシェアを誇り、日本でも知名度があるシステムになります。

インビザライン治療は利便性がよい反面、患者さん自身で管理が必要な面が多く、具体的には装着時間の徹底や、正しいマウスピースの装着を守らないと良い結果が得られず、装着時間も1日のうち22時間以上装着し続ける事が必要になります。

就寝時もマウスピース装着!外す時はどんなシーン?

装着時間が長ければ長いほど矯正の効果が期待できるインビザライン矯正。
22時間以上ということは、日常生活はもちろん就寝時もマウスピースを装着する必要がありますが、残り2時間はどんな時にマウスピースを外しても大丈夫なの?と疑問に思いませんか?

パッと思い浮かぶのは口腔ケアをする際や、食事の時かな?と思うはずです。
どちらも生活上毎日欠かさず行う事ですよね!

口腔ケアももちろん大事ですが、生活するうえで毎日欠かせないのは「食」!
今回は食事の際のマウスピースを外すか?つけたままか?の疑問や、飲食時のマウスピースの取り扱いや注意すべき事に焦点をあてて、解説したいと思います!

美味しく食べてきれいに管理!マウスピースは外して食事を。

結論からすると、口腔ケアの時、食事の時もマウスピースは外すのが基本です。
マウスピースをしたまま食事をした場合、主に4点のデメリットが挙げられます。

マウスピースをしたまま咬むと、マウスピースに負担が掛かり変形や破損の可能性がある

マウスピースを装着しながら何度も咬む事によって、マウスピースに負担が掛かってしまい、変形や破損の原因や、穴が開いたりしてしまう原因になります。

「柔らかい食材だからしたままでも大丈夫じゃない?」
「軽食で短時間で済むからそのままで食べよう」

と思うかもしれませんが、事情に関係なく食事の際は外すのが基本になります。

長時間装着している事で、マウスピースをしている事を忘れていた!という場合もあるかもしれませんが、意識してマウスピースの管理をする事が重要です。

食渣がマウスピースの中に入り込み、口臭や虫歯の原因になる

マウスピースをしたまま食事をすると、内部に細かい食渣が入り込み見た目にも悪いですし、細菌が繁殖し虫歯の原因にもなります。口腔ケアの時に外せば大丈夫と思われるかもしれませんが、長時間マウスピースを装着している状況なので、食渣が詰まった状態で放置していると虫歯や口臭のリスクはどんどん高くなります。

色の濃い食べ物はマウスピースに色移りしてしまう可能性も

マウスピースを装着しながらカレーなどの色が濃い食べ物を食べると色移りし、変色してしまう可能性があります。
せっかく透明なマウスピースで矯正をバレにくくしているのに、マウスピースが変色していては見た目も悪いですし、衛生的にも良くありません。

熱い飲み物は変形する可能性がある

お水や冷茶を飲む程度でしたら、マウスピースを装着しながら飲んでも問題ありませんが、熱いお茶などを飲む場合は、マウスピースの材質上、変形してしまう可能性があります。熱い飲み物はマウスピース装着時には控えた方が良いでしょう。
インビザラインは厚さ0.5mm程の薄いポリウレタン素材を使用した材料になりますので、熱湯で簡単に変形してしまいます。
変形してしまった場合、シミュレーションした通りの歯列の動きが出来ず、計画通りの矯正が出来なくなってしまいます。

急な外食に備えて保管ケースは常備をお勧め!

長時間マウスピースをしていると、慣れてしまいマウスピースを装着している事を忘れてしまいがちですが、お食事の際は外すよう意識して生活してください。
外して食事をした方が断然美味しく食べられますし、口腔衛生を考えた時に、外した方がメリットは多いでしょう。

急な外食の際は、抵抗があるかもしれませんが人目のつかないところで外すなどで対応し、
紛失したり破損させないようにするために、マウスピースを一時的に保管するケースも常に携帯しておくことをお勧めします!

口腔ケア時もマウスピースは外し、口腔内環境を綺麗に。

マウスピース矯正をしている、していないに関わらず食事後に口腔ケアをする事はとても重要ですが、特にマウスピース矯正中は口腔ケアを念入りにしてください!
プラークや食渣が付着したままマウスピースを装着していると、虫歯や口臭の原因にもなり、口腔内の衛生上よくありません。

なるべく食事後はその都度外し、ハブラシをした後にマウスピースを再度装着する。この流れがインビザライン矯正はベストな方法になります。

また、マウスピースを装着したままケアをすると、ご自身の歯にブラシが当たっていない状態なので「虫歯や歯周病から歯を守る」という口腔ケアの目的には沿っていない行動になります。
ケアの際は必ずマウスピースをはずして、ブラシが歯に直接当たるようしっかり磨いて下さい。
口腔内を綺麗に保ちながら、歯並びも綺麗にしていきたいですね!

他にもこんな飲み物は装着中気をつけて!

飲み物程度でしたら、装着したまま飲んでも大丈夫とお伝えしましたが、熱い飲み物以外にも、外して飲んだ方が良い飲み物があります。

清涼飲料水などの甘い飲み物

砂糖が多く入った飲み物は、お食事の時と同じでマウスピース内部に細菌が繁殖し虫歯の原因になります。糖分が多い飲み物を飲む際は、マウスピースを外して飲み、最低でも口をゆすいでから再装着するようにしましょう。

コーヒー、紅茶など色の濃い飲み物

色の濃い食べ物は、マウスピースに色移りします!とお伝えしましたが、食べ物に限らず飲み物も同じです。具体的にはコーヒーや、緑茶や紅茶などが挙げられます。
一度では色移りする事は無いですが、飲み続けることで色移りしますので、気を付けて下さいね!

矯正中は食事で違和感を感じる事も?

食事中はマウスピースを外す!という事をご理解いただけたかと思いますが、インビザライン矯正中の食事の際、マウスピースを外して食事をしても、噛んだ時に痛みを感じることがあります。

これは顎の骨や歯に力をじっくり掛けて徐々に歯を動かしていくマウスピース矯正の特性上、感じる痛みになりますので違和感や痛みを感じ不安になると思いますが、心配せずにお伝えした通りの注意を守って下さいね!

痛みを感じた場合は、硬い食事などは避け、柔らかい食事で対応した方が良いでしょう!

まとめ

いかがでしたか?何かと制約があり「面倒だな」と感じるかもしれませんが、ご自身で取り外しが出来ない矯正装置がある中で、インビザライン矯正はご自身で取り外しが出来るので、口腔ケアがしやすいというメリットがあります。
せっかくそんな利点があるのに、装着したままの飲食や口腔ケアをしていたら、歯列矯正以前に虫歯治療をしなければならない可能性もあります。

面倒かもしれませんが、マウスピース矯正中は極力我慢して頂き、綺麗な歯並びを一緒に目指しましょう!

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