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睡眠時無呼吸症osa

睡眠時無呼吸症Obstructive Sleep Apenea

その『イビキ』、放っておくと、危険ですよ!

睡眠時無呼吸症
  • ・イビキがうるさいとパートナーに指摘される
  • ・朝起きると頭が痛い
  • ・しっかりと睡眠時間を取っても眠気におそわれる
  • ・体がダルイ
  • ・最近、集中力がない
  • ・夜間何度もトイレにいく

これらは「睡眠時無呼吸症(OSA=Obstructive Sleep Apenea)」が原因かも知れません!
睡眠時無呼吸症(OSA)とは、睡眠中に呼吸をしない状態(無呼吸状態)になる病気です。定義としては、10秒以上の無呼吸状態が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上あることとされています。

主な症状に
・イビキ
・起床後のお口の乾燥による口臭
・日中の強い眠気
・頭痛
・疲労感や倦怠感
・記憶力、集中力の低下
・高血圧や糖尿病などのリスクを高める etc…
このように数多くの症状があります。

居眠り運転のリスクが5倍!?

ある疫学調査によれば、一般の方に比べて、運転中の眠気のリスクが4倍、居眠り運転のリスクが5倍にも高まると報告されています。昨今でも大きな事故の原因が睡眠時無呼吸症(OSA)によるものだったというものも少なくありません。日々の仕事に運転が欠かせないような方なら早めの治療をお勧めします。
参考文献:臨床精神医学1998;27:137-147

脳卒中のリスク約3.5倍! 心不全のリスク約4.30倍!

睡眠時の呼吸停止によって、酸素不足が起こり、脳と体に大きく負担がかかります。特に生活習慣病との関わりは深く、脳卒中のリスクを約3.5倍、心不全のリスクを約4.30倍にも高め、高血圧は2.14倍、不整脈は3.26倍、糖尿病(2型)は2.29倍ものリスクを上げると言われています。特に脳卒中や心不全は死にも繋がる病気になります。睡眠時無呼吸症(OSA)は、今、問題がないからと言って放おっておくと、とても怖い病気です。
参考文献:Mokhles B,et.al. Eur Respir J.2016;47(4):1162-1169
Oldenburg O et al,Eur J Heart Fail.2007 Mar;9(3):251-7

睡眠時無呼吸症(OSA)の治療は?

治療には、生活習慣の改善、内科的治療、外科的治療、歯科装具 などがあります

生活習慣の改善・・・減量、飲酒制限、禁煙、睡眠中の体位の工夫
内科的治療・・・鼻CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)
外科的治療・・・原因が扁桃肥大やアデノイドの場合は、摘出手術や上下顎前方移動術等
歯科装置・・・マウスピースのような装置を睡眠中に装着

当院でも、治療用の歯科装置を取り扱っております。
治療用の歯科装置によって、下の顎を少し前に出すことで、睡眠中の気道(空気の出入り口)の閉塞を防ぎ、睡眠時無呼吸症候群の改善が期待出来ます。

睡眠時の歯科装置はどんな人に良い?

睡眠時無呼吸症・痩せ型
・顎の小さい人
・軽量で持ち運びが便利なので、出張や旅行が多い人
・症状がひどい人で鼻CPAP療法と併用効果を期待する人

当院でも保険適応の装置を扱っておりますが、しゃべりにくい・装着時の違和感があるなどのデメリットがあります。一方で、当院で取り扱っておりますソムノデントMAS(保険適応外)は、患者様お一人お一人にオーダーメイドされた装置になります。患者様が自由に開口できるように設計されているので、しゃべりにくさ、違和感などがとても少ないです。

当院での治療までの流れ

専門の検査(PSG検査)が必要になります。PSG検査可能な医療機関の受診が必要です。
PSG実施医療機関で当院への紹介状を書いていただき、PSG検査データとともにお持ちの上、ご来院頂くのがスムーズな流れになるかと思います。
どの医療機関でPSG検査をしているかわからない等でお困りの場合は、お気軽に当院にお問い合わせください。PSG検査可能な医療機関を紹介させて頂きます。
症状に心当たりのある方は、早めのご相談をお勧めします!

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