インビザライン治療中に、「歯並びを整えながらホワイトニングで歯を白くできる？」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申し上げると、インビザライン治療中にホワイトニングをすることは可能です。
特におすすめなのは、インビザラインで使うマウスピースを使ってホワイトニングする方法です。
このマウスピースを使用することで、新たにホワイトニング用のマウスピースを作る必要はないので手軽にホワイトニングできます。
この記事では、インビザライン治療中にホワイトニングができるのかや同時に行う際の注意点を解説します。
目次
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングの2種類あります。
ここでは、それぞれのホワイトニングがどんなものか解説します。
①オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院で行うホワイトニングで、歯科医師や歯科衛生士など資格を持った人しか施術できません。
歯科医院でしか取り扱えない高濃度のホワイトニング剤を歯に塗布し、特殊な光を当てて歯を白くします。
オフィスホワイトニングの一番のメリットは、短期間で歯を白くできる効果があることです。
1回施術を受けただけでも効果を感じやすいですが、3~5回と数回行うことで、より歯の白さを実感できるでしょう。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、施術中に痛みや何かトラブルが起きても、歯科医師や歯科衛生士に対応してもらえるのもメリットの1つです。
②ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングのことです。
1日2時間程度、ホワイトニング剤を入れたマウスピースをはめることで、歯を白くします。
ホームホワイトニングで効果を感じるまでには1~2週間と、オフィスホワイトニングに比べると少し時間はかかります。
しかし、じっくり時間をかけて歯を白くするので白さが長持ちするメリットがあります。
自分の好きなタイミングでホワイトニングしたい方や、忙しくて歯科医院に通えない方におすすめのホワイトニング方法です。
③デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行う方法です。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行うので、短期間で白くなるうえ、歯の白さが持続しやすいといえます。
2つの方法を同時に行うため、ホワイトニング効果が高いので、芸能人のような白い歯も夢ではないでしょう。
インビザライン治療中にホワイトニングはできる？
ワイヤー矯正は、取り外しできない矯正装置を使用するので、治療中にホワイトニングすることはできません。
しかし、取り外しできるマウスピースを使用するインビザラインでは、矯正治療を受けながら同時にホワイトニングをすることが可能です。
オフィスホワイトニングの施術時間は大体1時間~1時間半ほどなので、インビザライン治療で定期メンテナンスに通う際に一緒に施術もできるでしょう。
また、インビザラインで使うマウスピースを使って、ホームホワイトニングすることも可能です。
インビザライン用のマウスピースを使うため、ホームホワイトニング用に新たにマウスピースを作る必要もないので、手軽にホワイトニングが始められるのがメリットです。
ホームホワイトニングのやり方と同じように、インビザライン用のマウスピースに薬剤を入れ、1日2時間程度マウスピースをはめることで歯を白くできます。
オフィスホワイトニングと比べると効果を感じるまでに時間はかかるかもしれませんが、インビザライン治療でマウスピースをはめる時間を有効活用できるのでおすすめです。
どのくらい歯が白くなるかや持続期間は、患者様によって異なります。
当院では患者様それぞれに合ったホワイトニング方法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
インビザライン治療中にホワイトニングをする際の注意点
インビザライン治療中にホワイトニングをすることは可能ですが、注意点もありますので解説します。
①ホワイトニング剤が均等に浸透しにくいことで色むらができる
インビザライン治療とホワイトニングを同時にする際の一番の注意点は、均等にホワイトニング剤が浸透しない可能性があることです。
特に、歯が重なって生えている部分には、ホワイトニング剤が浸透しません。
ホワイトニング剤が浸透していない部分は歯が白くならないので、インビザライン治療できれいに歯が並んだ時に色むらができてしまいます。
また、徐々に歯を動かすことで、せっかくホワイトニングで白くなったところが隠れてしまう可能性もあります。
そのため、インビザライン治療中にホワイトニングするなら、インビザライン治療を始めてすぐではなく、ある程度歯が並んだ時期にするのがよいでしょう。
②知覚過敏になる可能性がある
ホワイトニングの薬剤の影響によって、歯がしみたり痛んだりするかもしれません。
しかし、ホワイトニングによる知覚過敏の症状は、一時的なものがほとんどです。
2~3日様子を見れば落ち着くことがほとんどなので、問題ないでしょう。
まとめ
インビザラインの治療中に、同時にホワイトニングをすることは可能です。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、2つの方法を併用するデュアルホワイトニングがありますが、インビザライン治療中はどの方法も施術可能です。
この中で特におすすめなのは、インビザラインで使うマウスピースを使ってホワイトニングする方法です。
このマウスピースを使用することで、新たにホワイトニング用のマウスピースを作る必要はないので手軽にホワイトニングできます。
ホームホワイトニングのやり方と同じように、インビザライン用のマウスピースに薬剤を入れ、1日2時間程度マウスピースをはめましょう。
矯正治療中にホワイトニングできるのは、取り外しできるマウスピースを使うインビザラインならではといえます。
インビザラインで歯並びを整えながらホワイトニングで歯を白くしたい方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。
ひらうち歯科
